今年2017年はドラムの出動よりもパーカッションでの出動が増えている。

ボーカルとギターとのアコースティックなトリオ編成でパーカッションとして参加しているのだが、
パーカッションは様々な種類があって使う楽器を試行錯誤して厳選してみた結果、
スネアとボンゴとスプラッシュシンバル、タンバリン、ジャムブロックという基本セットに行き着く。
それに加えて時々ジャンベとタンバ(タンバについては過去記事「タンバリンの”リン”がないの」参照)のセットである。
といってもスネアをメインで叩くので「スネアだけのドラマー」という具合だが、
使い慣れているスネアもパーカッション類に見立てれば、いつもと一味違う表現になる。

パーカッションの分野はまだまだ未知で不慣れな分野であるので試行錯誤中ではあるが
ドラムと比べると根っこの部分は一緒であるがほぼ別物といえる。
それは「間」の部分であったり、ウワモノ的に乗っかるような感覚であったり。
ドラムは大抵の場合は平均して常に音を鳴らしているが、
ボンゴなどは隙をついて一閃させるように高音を「カーン」
と鳴らしハマった時の快感は言葉で表せないスッキリ感。
実際は未熟ゆえに微妙に音のツボを外してしまって・・・などという失敗だらけだが、
ドラムにはない気楽さもあったりする。
しかし一見、簡単そうなパーカッション群だが楽器の奥深さはどの楽器も共通のようである。

大音量のバンドには無いシンプルな編成でしか味わえない素朴な音をぜひ味わいに来てください。

2017年はどうだったのか。

と、いうところで今年最後の記事であるので少し振り返ると、
パーカッションで出動が増えているように未知の分野だったり、新たな楽器の習得、
またDTMの復活などを増やして、ここ数年のパターン化された活動からは
思い切って縮小させていただきました。
中には崩壊するように随分と残念な終わり方もありました。
離合集散というような大げさなものではないが動きの多かった年でした。
元来、落ち着きなく常に動いていたい性分なので、かつおやまぐろのように回遊魚的なアレ、
「止まると死ぬんじゃぁ〜」というようなあの感じでこれからも行こうかなと考えていたりしています。

IMG_0500